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へき地医療の貢献者表彰
へき地医療の貢献者表彰
野村診療所 センター長 大塚 伸之 医師
へき地医療貢献者表彰は、15年以上にわたって山村・離島等の医療確保に尽力された医師に対して、全国自治体病院開設者協議会会長及び公益社団法人全国自治体病院協議会会長が、その功績を称え、毎年1回実施しているものです。(昭和56年度に設けられ、今年度は45回目)
平成15年から平成17年まで西予市国民健康保険土居診療所杉ノ瀬出張診療所で常勤医として地域住民の健康を支え、平成17年より西予市立野村病院(現:野村診療所)に勤務。以後20年間にわたり診療に従事し、平成21年から15年間は副院長、昨年からはセンター長として地域医療を担っています。さらに、平成30年度から令和3年度までの4年間は併設の西予市野村介護老人保健施設つくし苑の施設長を兼務し、地域内特別養護老人ホームの嘱託医も務めるなど、高齢者医療にも尽力してきました。令和6年には西予市国民健康保険土居診療所の診療支援を行い、令和7年4月からは巡回診療車での診療にも従事しています。また、平成21年に愛媛大学医学部地域医療学講座の地域サテライトセ ンターが野村診療所に設置されて以来、毎年約80名の医学生を受け入れ、看護学生の在宅支援実習や初期臨床研修医の指導など人材育成にも注力してきました。令和7年4月からは西予市民病院の内科医師として診療を行いつつ、週3日は野村診療所長として診療を続けており、西予市全体の医療に大きく貢献しています。






