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西予市民病院だより「リハビリで生活の質を向上」

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年6月16日更新

西予市民病院だより「リハビリで生活の質を向上」

 当院のリハビリテーション室は約320平方メートル。約180畳分の広さがあります。
 その中に運動療法室や日常生活動作訓練室、言語療法室、物理療法室があり、理学療法士3人、作業療法士1人、言語聴覚士1人、アシスタント1人で対応しています。脳血管障害や、骨折などの整形外科疾患、外科術後などで筋力低下を起こした人を中心に、歩行訓練や嚥下(飲み込み)訓練などの機能回復訓練を行っています。
 安静による筋力低下は健康な人でも1週目で20%、2週目で40%、3週目で60%。1週間の安静による筋力の回復には1カ月かかるといわれています。高齢者は一旦体力が衰えると回復に時間がかかる上、体力が弱っているためリハビリ自体が苦痛に感じるようになり、更に動けなくなってしまうことも。加えて、病院での活動性の低下や慣れない環境での生活は、認知症の進行にもつながります。
 入院した場合、可能な限り早期離床(日中できるだけ体を起こしておくこと)や早期退院が望ましいといわれています。当室は定期的な各科カンファレンス(病気、治療方針、本人や家族の要望などの情報共有をする話し合い)で医師や看護師、医療相談員などとの連携をはかり、早期離床・早期自宅復帰を目指しています。
 皆さんの健康増進と生活の質の向上の一助となれるよう、今後もスタッフ一同精進していきます。

西予市民病院だより(広報せいよ6月号より)

             △西予市民だより(広報せいよ6月号より)


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